MilkMike
バーキンやケリーの似合う女になりたい!と起業後、極貧乏経験も経てバーキン探しの旅へエルパト奮闘中。
起業・開業の準備

起業したい!1人で始める?それとも初めからスタッフを雇う?雇うメリット

事業 人を雇う 人件費 人を雇う必要性

こんにちは!
自分でお店を始めたい!
そう考えた後に困るのは『人』の問題ですよね。

例えば、お店を借りた場合ですが、お店の家賃は変わりません。
定休日を設けたとしても週1日。月5日お休みになります。

仮にざっくりここで1日あたりの売上が1日あたり10万円となると月の売り上げが40万円~50万円も下がってしまうのです。。。

 

人を雇う必要性とは?

勿論自分1人でお店を切り盛りする事も良いのですが、
資本は身体です。
そして、
貴方は経営者なのです。

経営は、
お店の方向性や、
MENUを作ったり、
キャンペーンを練ったり、
お店の全体的な利益も考えていかないといけません。
事務的な作業も多数ありますよ。

例えば広告会社との打ち合わせ、
仕入れ場所の検討、
それ以外にも決算の準備。
税理士や社労士との打ち合わせ。

お金の面も考えていかないといけません。

も~、
見えない仕事がいっぱいあるのです。

お店に毎日出勤してお客様の応対も良いのですが、それは自分以外でもできる事なのではないでしょうか?

①自分しかできない仕事をやれるようになる
②お店の売り上げを上げられる
③心身ともにバランスを維持し続ける事ができる

 

いつから人を雇う?
雇ってもいい売上ってどの位?

売上がない状態から人を雇うのってとても勇気がいりますよね。
だって、そこには責任という重い負担ができのですから。

その雇った人の生活を負担するといっても過言ではありません。
雇った後は簡単に解雇もできませんし、
その方の人生が変わってきてしまう事も考えられるので責任は重大です。

すでに同じ業界で働いてきて、OPENスタッフとしても携わった事があれば
大体の売り上げ増加の推移を理解している方は、
その後どのくらいで利益が出るからその間の人件費のストックをして開業ができるかと思います。

もしも、その方の給与が20万円として社会保険や雇用保険諸々かかると考えると1人当たり雇うのに多めにざっくりと考えて27万円位で考えておかなくてはいけません。

ですので、

損益分岐点(→利益も損益もない状態。簡単に言えば儲かってもないし、損もしてない。)から+27万円の売り上げを見込められるのか?

という点ですよね。

すでに雇い入れたいと考えた時にお店の利益が20万円。
となった時には、残り7万円分の売り上げを作り出せれば良い。
ということです。

①人を雇った分の売り上げを確保できるのかを考える

 

 

オープン当初から人を雇うメリット

まだ売り上げが立ってない状態、
開店から人を雇うメリットについてお話しします。

自分の時間ができる

お店のMENUや、来店されたお客様の分析などもできます。

最短で売上が上がる

初めからお客様の対応できる範囲が2倍に広がりますので、その分売上も1人で始めた場合と比べると、早く損益分岐点を超える事ができます。

これは、ざっくりわかりやすく簡単に計算したのですが、
1人当たり30万円の売り上げを初月に出した場合です。

1か月あたり、リピーターが1/3戻ってきたとして、大体10万円づつ売上がUPした状態で表しました。

スタッフを雇うには 人を雇うメリット 売上推移 わかりやすく 


1人ですと、施術時間や対応できる時間などによって売上MAXが90万円だと仮定した場合では、90万円から伸び悩みます。
ですが、

3人で運営する場合ですと、その3倍=270万円が売上MAXです。

 

固定費が仮に人件費以外で月に30万円だと考えると、自分の給料が20万で設定した場合にはトータルでかかる費用は50万円です。
残る金額はMAX90万円稼いだとしても利益は40万円です。

ですが、人を雇い入れた場合は固定費は変わらず30万円。そして、人件費は81万円。自分の給与が20万円として考えた場合は101万円。
ですので、それ以上の売り上げについては全て利益となるのです。
→169万円!!!
(夢がある!)

 

勿論、現実ではそんな簡単に売り上げMAXをすぐに達成する事はできないかもしれないでけどね!

知恵が増える

自分以外に気が付く方が1人増えます。
違った意見や提案を言ってくれる人が増えるのは今後のお店作りにはプラスに働く事は間違えないでしょう。

経験してきた事が違う人がいるので、
『以前ではどんな風に管理してた?』
と聞き出す事だってできます。

 

 

人を雇う時の注意点

人を雇って一緒にお店を作っていく仲間ができる事は会社にとっても成長の加速剤となります。

ただ、注意点もありますよ!

色々な制度を作る必要がある

その方が、社長の夢に共感してくれ
『ついていきます!』

と言ってくれたとしても、その人に将来を描けるようなヴィジョンを提供するとともに
どのようなルールを作るか社長は決めていく必要があります。

  • 昇給はいつなのか?
  • どのようなチームを作るのか?
  • 指揮系統はどのようにするのか?
  • スタッフの教育制度はどうやってしていけばいいの?
  • 評価はどのように行うのか?
  • 福利厚生は?

などなど、
↑であげた内容は、ホンノ一部です。
本当に一部の一部。。。

今まで、1人でやってきたので自分が良ければ、深く考える必要がなかった事。
スタッフがいるとなると、そうも言ってられません。
この様な表に出てこない、
なのに、これを怠るとスタッフは辞めていってしまいます。

制度をきちんと考える必要があるので。

 

売上のノルマができる

社長1人だったら、もしも、売上が赤字でも

貯金を切り崩そうか。
生活費を抑えようか。

そんな風に何とかやり繰りして、お店が続くものかもしれません。

ただ、先程例に挙げたように、
3人雇った場合、81万円の給与の他
お店の運営にかかる固定費
(自身の給料、テナント料、材料費、広告費、システム費など)
全ての経費を入れて130万円だとしたら、

損益分岐点を常に意識してお店の売り上げを確保していかないとマイナスになってしまいます。

ですので、130万円以下は赤字って事ですよね。
その分、自分の給与を削ったり金策に駆け巡らなくてはいけません。。。
ノルマと言ったらいい方が悪いかもしれないのですが、
経営者は
常にノルマの数字を意識してお店の運営していかないといけないのです。

人とのトラブルが発生する事もある

それ以外にも、
従業員はずーっと一生貴方のお店にいるわけではありません。
いつまで働いてくれる確約もありません。

退職するとなったらその分売上は下がりますし。
翌月から出勤できないと言われるかもしれません。

その点も柔軟に考えていかなくてはいけません。

 

また、スタッフ同士の人間関係に巻き込まれる場合があります。
『○○さんが、こういうんです。』

と相談にのって、聞いてあげる事も大事です。

人を雇った際にサポートしてくれる社労士さんについて記事を書きましたので
良かったら見てくださいね♪

社労士は必要なの?社労士さんの選び方といい付き合い方とは?