こんにちは♪
本日は内装についてお話しさせていただきます。
出店が決まったら次に内装を考えなくてはいけないですよね。
1番理想なのは、内装を入れる必要ない物件が一番理想的ではありますが、
自分の個性(お店の個性)をアピール道具の1つとして内装をいれたいな。
というのはオーナー側の気持ちなのではないかな。
と思います。
内装は絶対に必要なものなのか?
内装についての私の考えだけを述べてしまいますと、
内装は正直、1番ではないのかな?
なんて、思ってもいます。
なぜなら、綺麗で素敵なお店なんて上をみたらキリがないんですよね。
ホテルのラウンジや、スパ。
フォーシーズンズホテル東京大手町や、THE THOUSAND SPA(ザ・サウザンド・スパ)
あんな感じが私にとっての一番理想の完成形ですが、もしもあの状態の内装を作るとなると
1億以上はかかるかと思います。
…私の力で1億以上の内装を作るのはかなり勇気がいります。
また、友人で内装を1億以上かけて結局半年後にお店を閉めてしまった。
そういう方も2人ほどいます…。
つい最近でも、内装2000万円かけて思った以上に新規のお客様が入らず経営難に陥っている方もいます。
内装をして自分好みのお店を作る=自分の自己満足
で終わってしまわないためにも、どこに何をかけるのか?
それをじっくり検討をしていく必要があると思っています。
内装費用はどのくらい?
内装の費用は飲食店で坪単価35万円~50万円、
美容室の内装費用で20万~40万
ネイルサロン15万~30万
と言われています。
ですので、20坪で考えると、一番低く考えても
- 飲食店…700万以上
- 美容室…400万以上
- ネイルサロン…300万円以上
と言われます。
開業&オープンの費用で一番お金がかかってくるのはこの内装費または店舗を借りる際の初期費用(保証金、礼金、手数料など)だと思っています。
ですので、内装費用を抑えるだけでも今後の開業時の負担をぐっと抑えてくれるはずです。
内装しない方法、自分で手を加える
内装をしない方法、またはできる限り自分で内装をしてしまう方法もあります。
先ほども言いましたが一番は、内装を入れない方法が初期投資がほぼかからないので、
物件を探す時からそれらを重点に探していきます。
私の場合は、
- 天井をいじる必要がないか
→張替る必要がない、抜く必要がない、又はそのまま使える - 壁がきれいか(汚れてないか)
→汚れている場合には不動産に綺麗にしてからの引き渡しが可能か。その際にこちら側の希望するカラーを塗ってもらう事は可能なのか? - 床部分はコンセントが十分か。
→コンセント部分などは線を引っ張らないといけないなどの結構大きな工事になりますので私は避けたいです。 - 営業許可を取る際に必要な間取りになっているのか
→洗面やお客様の導線の確保だったり許可を取るのにはその業種に見合った規定があります。 - 床がカーペットな時には剥いで接着で留められてないかを確認
→はがす作業だけでも追加1日とその分の費用が必要になります。
などと、できる限り手を加えないで営業できるかどうかを見極めていきます。
参考例として、↑内装をしなくてもいい状態の貸店舗を見つけました。
この状態ですぐにOPENすることができますので、内装費ゼロ、内装期間オープンできない日(売上ゼロ)も避けることができます。
資金がないときには、無理をせず自分たちでできる範囲は自分でやる
少し営業してみて、これはイケる。そう思ったら内装を加える手もあります。
ただ、予算がすくなく資金がない場合、
そんなときには、自分達でできる限りのことをやった時もあります。
楽天でペンキと床材を購入して…。
もともと、何かを作るのが好きな技術職の集まりだったりもしますので、ペンキ塗りなどは楽しんでやれました♪
それが、こんな感じに生まれ変わります。↓↓↓
意外とアットホームなサロンが出来上がりました♪
内装の必要性と売り上げの関係性
内装の有無についてお話ししていきましたが、
内装を全く行わないで入った店舗3店舗
サロンの中に入った店舗3店舗
内装を行った店舗3店舗
そんな経験があるからこそ語らせていただきます。
内装は、
しっかりとしたお店自身の中身があれば内装は2の次です。
そう、
内装は2の次なんです。
実際に売り上げのデーターを見ても内装を行った後と内装を行ってない場合の売り上げの比較は全く持って変わりません。
お客様は技術力だったり、スタッフ、お店の雰囲気、そして仕組み(料金体制やメニュー)に惹かれてくるものだと思うんですよね。
今、売り上げ1位、2位を争う店舗は内装を入れてない店舗になってます。
なぜこの店舗が売り上げが高いのか?
それを考えるとスタッフの在籍年数が3年以上の子が多い店舗だったりするんですよね。
(ということはスタッフが一番のカギですよね!)
もちろん、癒しの空間を提供するのであればそれなりに気を遣わないといけませんが、
お客様が求めている所は内装の良さだけでいうのであればホテルのラウンジやホテルのスパに行ってしまいます。
そこでは張り合うことは到底難しいと思っていますので、自分が出せるカラーを出していけばよろしいかと思っています。
・内装は自分でできる箇所は自分でやってもOK
・物件を探す時から内装をかけなくてもいいポイントを探すこと
・内装によって売り上げは左右されない