先日、内装はする必要があるのかどうかについて記事を書かせてもらいました。
『サロン・お店の内装はどこまでするべき?内装はどこまで必要?』
同じことを言いますが、
内装は絶対に必要とは限らない。
これが私の言い分です。
ですが、もしも貴女がしっかりとした資金を持っていて、
半年~10か月分ほどの予測される経費をプールして持っているというのであれば
内装をかけてもいいのかと思います。
ですが、
ここで考えないと行けません。
内装=自己満足
で終わってはいけないのです。
内装をかけてさらに1人でも多くのお客様が足を止めて利用していただき、
そして、リピーターになってもらうか。
そこから
何を生み出すのか?
を意識していく必要があります。
内装をする箇所を決める
物件を選び終えた後、次に行うことはどこをどうやって演出するのか?を考えていきます。
ここで、2つのパターンがあります。
内装業者へまるまる委託する
パターン1は、借りたテナントへ連れていきそこから図面・設計・デザインを行う方法。
メリット
そこまで手間がかからない。オープンを待つだけ♪
設計から施工までワンストップで行ってもらえる。
統一感を演出することができる。
デメリット
棚などもすべて作ってもらうとなるとお金がかかります。
必要箇所だけ内装業者へお願いしする
パターン2は、先に自分でどの部分を内装業者にお願いするのかを考え、必要箇所だけ行います。
メリット
自分の好きな棚や、好きな家具を置くことができる。
費用を最小限に抑えることができる。
デメリット
センスがないと安っぽさが出てしまう。
家具の搬入や場合によっては組み立ても行う為手間がかかる。
内装会社の決め方
内装会社の決め方ですが、一番はネットで検索するのが一番です。
私の検索方法は、
「内装 サロン」で画像だけを見ます。
ですので、
「内装 業種(予定するお店)」で検索すると、内装の施工経験のある会社の画像が数多くでてきますのでその中から気になる内装を手掛けた内装業へ連絡するのがいいかと思います。
↓こちらのサイトは色々な施工事例がでてますので見てみるだけでもイメージが湧くかと思いますよ!
内装会社へのイメージの伝え方
気になる内装会社を見つけ早速、見積もりだしてもらいましょう。
けど、、
どんな風に?と疑問を持ちますよね。
私の場合は、
表参道や、デパートの中など歩いている時から可愛いな~と思ったお店はいつもパシャパシャ写真を撮っていました。
PCの写真フォルダも
「気になる内装」
というフォルダがあるくらいです。
パターン1.丸投げタイプ
パターン1の丸投げタイプであればそのまま
「こんな感じの清潔感のあるお店をつくりたいんです!」
と言って、ネット上やもしくは本から数店舗、参考写真を内装会社に渡せばいいのです。
内装会社もプロです。
好みを汲み取って提案をしてくれるはずです。
ですがここで注意ポイント
自分の好みのデザインなどをある程度伝えた状態で、内装業者から提案された内容や、デザインが3回以上ずれている、もしくはシックリこない。
→→→根本的なセンスがずれている事があります。
担当者を変えてもらうか他の業者をお勧めします!(苦笑)
そうなんです。
諦めて(苦笑)
これは、センスの問題なんです。
私もデザインを提供している立場なんですが、100人に1人くらい、いくらイメージを聞いても掴めない方がいるんです。
ですので、
ここでストレスをもってこれから長く付き合うお店に妥協を持たないためにも潔く担当者を変えればいいかと思います。
パターン2.必要最低限だけの内装
このタイプは最低限の箇所だけやってもらうこととなります。
特に水道、調理をしない業種で言わせていただきます。
・床
・ライト
・壁一部
・入口
ここだけやれば他はある程度、家具などは自分で調達すれば恰好がついたりします。
その場合、最安で内装費を済ませることができますので、
もしも余裕があれば追加して内装をしていけばいいだけのことです。
必要最低限だけ内装をいれた場合の仕上がりは?
こちら、以前内装を入れたお店の1つになります。
私のいかにも好きそうな、ボロボロの事務所です。
天井には蛍光灯。
床には、カーペット。
この、白い壁と天井はそのまま使いましょうー!
↓
これを床、一部の壁、そしてダウンライトを入れてもらった状態です。
ここで、詳しく解説。
内装いれた部分は、
天井→ダウンライトに
床→カーペットをはがして塩化ビニールのフローリングに
一部の壁をタイルに(時計が飾られている部分)
一部の天井の梁と柱に薄い木材を張ってもらいました。
どうでしょう?
このポイントさえ押さえていれば、お店らしいくできるのです・・・!
ちなみに、
ここのお店ですが、営業3年目にして大規模開発で退去する事になりましたので
内装費を抑えてて本当に良かった。
と思いました・・・・。
次回記事には、お店を開くのにあたり、最低限の内装を入れていく段取りと費用についてさらに深堀していきたく思います。
・施工時間
・どのような工程で内装が進んでいったのか
・家具の購入、家具の発注はどのように?
・総額いくらかかったのか?
です!